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熊川哲也 Kバレエ カンパニー 「ベートーヴェン 第九」ほか新作2作品 [シアター&シネマ]

4月14日(日)の午後、渋谷のBunkamura オーチャードホール熊川哲也 Kバレエ カンパニーのバレエ公演を堪能してきました。(2階3列10番の席)

20130414 Kバレエカンパニー第九1.JPG

芸術監督:熊川哲也
指揮:井田勝大、演奏:シアターオーケストラトーキョー

演目は次のとおり。
Simple Symphony(シンプル・シンフォニー) 20分
振付:熊川哲也
音楽:ベンジャミン・ブリテン(イギリスの作曲家)

Promenade Sentimentale(プロムナード・センチメンタル) 25分
振付・衣裳デザイン:リアム・スカーレット(英国ロイヤル・バレエの専任振付家)
音楽:クロード・ドビュッシー

Beethoven Symphony No.9(ベートーヴェン 第九) 65分
演出・振付:熊川哲也
音楽:ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
ソプラノ:森麻季、テノール:笛田博昭、メゾソプラノ:向野由美子、バリトン:泉良平
合唱:藤原歌劇団合唱部

20130414 Kバレエカンパニー第九2.jpg

第一楽章 「大地の叫び(Cry of the Earth)」
第二楽章 「海からの創生(The Creation of World from Ocean)」
第三楽章 「生命の誕生(The Birth of Life)」
第四楽章 「母なる星(The Mother of Planet)」

第四楽章は年末によく耳にするあの大合唱のメロディー。壮大な交響曲。
最後の楽章になって、満を持して舞台正面の奥からジャーン!と熊川哲也が登場。(上↑の写真)
“大御所”オーラ全開でした。
他のダンサーとは全然格が違うというか、華があるのです。
そして、彼自身が一番それを自覚しているのが伝わってきます。
グランジュテ(大きなジャンプ)、最後の暗転の前はピルエットの連続。
“クマテツ ここにあり”とでもいうのでしょうか。

新作2作品を含め、全体を通して、音楽、舞台美術、衣裳、そして踊りがいい具合に相乗効果を発揮しています。
ふと感じたのが、英国ロイヤル・バレエの香りが少しだけするな、ということ。
もう少し、振付・ダンスを洗練されたものに磨き上げれば、海外での公演でも評価されるのではないかしらん。(って、何様?)
でも、それくらい良かったということです。


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タグ:渋谷 バレエ
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