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ハーブ&ドロシー ふたりからの贈りもの [シアター&シネマ]

恵比寿の東京都写真美術館ホールで上映中の映画「ハーブ&ドロシー ふたりからの贈りもの」を観てきました。

20130407 ハーブ&ドロシーふたりからの贈りもの.JPG
2013年、アメリカ、87分、英語

前作「ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人」を見てから早くも二年が経ったのですね。驚き。

原題「HERB & DOROTHY 50×50」
監督・プロデューサーは前作と同じ佐々木芽生さん。

ボーゲル夫妻の大量のアートコレクションは、ナショナル・ギャラリーへの寄贈だけではおさまりきらず、急遽、計2500点をアメリカ50州の各州に美術館一つを選び、ボーゲル・コレクションとして50点ずつ寄贈するプロジェクトが持ち上がった。

映画の中では美術館に寄贈する作品選び、アーティストとの展示方法の検討、展覧会の模様、展示されている自分たちのコレクションをうれしそうに見てまわる夫妻の様子が紹介されましたが、45年間常に一緒だった夫妻の夫ハーブが亡くなるという悲しい出来事も描かれました。

FBIの捜査官を退官した男性が美術館のボランティアガイドとして子供たちに説明する際、「数学には正解があるけど、アートを見るのに正解はないんだから、自分が感じるように見ればいい」というような話をしていたのが印象的でした。

映画を見ながら全米を旅しているようでもあり、同時にアート鑑賞しているようでもあり。
アメリカを旅行する際、ボーゲル・コレクションを見るという楽しみも増えた気がします。

映画に登場した美術館は次のとおり。
インディアナポリス美術館、フロリダ州 マイアミ美術館、モンタナ州ビリングズ イエローストーン美術館、ニュージャージー州 モンクレア美術館、スピード美術館、オルブライト=ノックス美術館、ハワイ州 ホノルル美術館、デラウェア美術館、ネヴァダ大学ラスヴェガス校 ドナ・ビーム美術館、ノースダコタ州ファーゴ プレーンズ美術館、ヴァージニア州リッチモンド ヴァージニア美術館、ナショナル・ギャラリー、エルパソ美術館


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タグ:現代アート
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