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ザ・シークレットマン [シアター&シネマ]

神楽坂のギンレイホールで映画「ザ・シークレットマン」を観てきました。

なんとタイムリーな上映でしょう。
ベトナム戦争を分析・記録した国防省の最高機密文書=通称「ペンタゴン・ペーパーズ」の存在を記事にすることで「報道の自由」と「ニクソン政権からの圧力」との狭間に立ちながらも正義を貫いたワシントン・ポスト紙の経営陣・記者たちを描いた「ペンタゴン・ペーパーズ」を5月に観た際に、ウォーターゲート事件を題材にしたこの映画を観てみたいと思っていたところに、この上映。
(ギンレイホールでおなじみの2作品上映はこの二つの映画でした)

20180830 ザ・シークレットマン.jpg
(夜間割引1000円)

原題:Mark Felt: The Man Who Brought Down the White House
2017年、アメリカ、英語、103分
監督:ピーター・ランデズマン

「ウォーターゲート事件」の全容と事件を内部告発したFBI副長官の姿を、リーアム・ニーソン主演で実話をもとに映画化したサスペンスドラマ。

以下、備忘メモ(公式サイトより引用)

≪ウォーターゲート事件≫
1972年6月17日、ワシントンのウォーターゲートビル民主党本部に盗聴器を仕掛けようとした男たちが逮捕される。
共和党ニクソン陣営は当初関与を否定していたが、大統領による事件の揉み消しや不正工作、司法妨害などが徐々に明らかになり、世論の反発から任期中に大統領が辞任するに至った。

<あらすじ>
ある日の深夜、5人の男がワシントンD.C.の民主党本部に侵入。盗聴器を仕掛けようとしたところを逮捕される。
事件の指揮を担当したFBI副長官フェルト(リーアム・ニーソン)は、背後にホワイトハウスの関係者がいると確信。例え相手が大統領であろうとも、捜査の手を緩める訳にはいかない。
しかし長年FBIのトップに君臨したフーバー長官の急死後、長官代理に就任したグレイは、 ホワイトハウスの意向を汲み捜査の早期終結を指示する。
このままでは真実が闇に葬られてしまう。
捜査を続行し、事件の全容を明らかにするため、フェルトは一世一代の賭けに出る。


タイトルのとおり、この映画はマーク・フェルトという人物に焦点を当てた作品。
ワシントン・ポスト紙の記者、ボブ・ウッドワードとカール・バーンスタインのウォーターゲート事件報道の"ディープ・スロート"として30年以上もの間、匿名情報源のまま実名を明かさなかったフェルト。
政権側だった人間が、ニクソン政権の不法行為や腐敗を暴いた心理とは何か。
「ペンタゴン・ペーパーズ」を観たときと同様、アメリカ社会(特に政治)、報道の自由、正義など、考えさせられました。
そして、ワシントン・ポスト紙は気骨ある報道メディアであることも。


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