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information or inspiration? 左脳と右脳でたのしむ日本の美 [アート&デザイン]

六本木の東京ミッドタウン、ガレリア3階のサントリー美術館でサントリー芸術財団50周年「information or inspiration? 左脳と右脳でたのしむ日本の美」を観てきました。
(2019年4月27日~6月2日)

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今回は展示室への入り方から来場者に選択を求めます。
黒の部屋(向かって右側)は「inspiration」
白の部屋(左側)は「information」
一方の部屋を4階→3階に鑑賞後、再び4階に戻りもう一方の色の部屋を順に鑑賞する仕掛け。

今回の企画コンセプト。(公式サイトより)
人は美しいものに出会ったとき、2種類の感動のしかたをすると仮定。
作品の背景や製作過程、作者の意図や想いを知ることで生まれる感動、そしてもうひとつは、ただただ理由もなく、心が揺さぶられる感動です。
本展は、佐藤オオキ氏率いるデザインオフィスnendoが提案する、左脳的なアプローチ、右脳的な感じ方の双方で、日本の美術をたのしんでみる展覧会です。
つまり、1つの展覧会のようで、2度たのしめる展覧会なのです。

私は黒の部屋(右脳的な感じ方=inspiration)から回りました。

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突き当りに並んでいるのは「藍色徳利」江戸時代後期、18世紀後半から19世紀前半
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次の突き当りにはボーっと青い影が映っています。
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これは「藍色ちろり」江戸時代中期、18世紀
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「薩摩切子 紅色被皿(きせさら)」の三種のデザインを組み合わせて大きくしたようなモダンなインスタレーション。
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4階から階段を降りた3階の吹き抜け空間では、nendo によって製作された映像作品「uncovered skies」が体験できます。

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天井から照らされているライトの下に偏光フィルムでできた傘をさして通ると、映像が浮き上がる。
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うーん、理屈で説明しようとすると難しい。体感するのが一番。(右脳的感動)

いったん黒の部屋めぐりを終え、今度は白の部屋へ。

「薄蝶(すすきちょう)螺鈿蒔絵香枕」江戸時代前期、17世紀
20190428 information or inspiration6.jpg

そばには源氏香についての説明パネル。
20190428 information or inspiration6-1.jpg

左脳的な理論派?それとも右脳的な直感派?
私は両方。
単純に感動しつつも、制作工程や裏話も知りたい。


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