SSブログ

印象派への旅 海運王の夢 -バレル・コレクションー [アート&デザイン]

渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで「印象派への旅 海運王の夢 -バレル・コレクションー」を観てきました。

20190519 印象派への旅.jpg
ウジェーヌ・ブーダン「トゥルーヴィルの海岸の皇后ウジェニー」部分、1863年

産業革命期に英国随一の海港都市として栄えたスコットランド・グラスゴー。
若くして家業の海運業を手伝い始めたあと、船舶の売買で大成功し「海運王」と称された、出身のウィリアム・バレル(1861-1958)が1890年代から1920年代にかけて主に画商アレクサンダー・リードから購入した絵画作品は、スコットランドの画家をはじめ、フランス絵画も。

1944年、バレルがコレクションのうち何千点もの作品をグラスゴー市に寄付し、それが美術館「バレル・コレクション」に。
美術館建設にあたっての条件は大きく二つ。
一つは、大気汚染の影響が少ない郊外に作品を展示すること。
もう一つは、国外に持ち出さないこと。

バレル・コレクション改装に伴い実現した今回の展覧会。

会場構成は次のとおり。
第1章 身の回りの情景
 1-1 室内の情景
 1-2 静物
第2章 戸外に目を向けて
 2-1 街中で
 2-2 郊外へ
第3章 川から港、そして外洋へ
 3-1 川辺の風景
 3-2 外洋への旅

最期の展示室では写真撮影可。

ウィリアム・マクタガート「満潮」1873年
20190519 印象派への旅1.jpg
迫ってくる

ギュスターヴ・クールベ「マドモワゼル・オーブ・ドゥ・ラ・オルド」1865年
20190519 印象派への旅2.jpg
フランスの有名な保養地トゥルーヴィルに滞在したときに描いた絵の一枚。力強い眼力


ランキング参加中。ポチっと応援してくれたら、うれしいです!
にほんブログ村 ライフスタイルブログ ポジティブな暮らしへ
にほんブログ村

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:アート

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。