シンプルギフト はじまりの歌声 [シアター&シネマ]
有楽町スバル座(有楽町ビル2階)で映画「シンプルギフト はじまりの歌声」を観てきました。
金曜ファーストショウ割引1400円
エイズで親を失くしたウガンダの子どもたちと東日本大震災で津波に親を奪われた東北の子どもたちが、ブロードウェイの舞台に挑戦する軌跡を追ったドキュメンタリー。
監督:篠田伸二
2017年、日本、90分
日本語版ナレーション:紺野美沙子
英語版「Daddy Long Legs」、フランス語版「Papa-Longues-Jambes」
ウガンダと東北の子どもたちにブロードウェイへ行かないかと提案した日本人タマイとは、あしなが育英会(ASHINAGA)の創設者である玉井義臣のこと。
その着想のもとになったのがアメリカで誕生した小説「あしながおじさん」。
孤児院育ちの少女ジュディがある資産家の目に止まり、その資産家に毎月手紙を書くことを条件に大学進学用の奨学金を受け、そこから彼女の人生は一変する。たとえ親のいない子供でも、教育を受けることで人生に初めて喜びを見つけ、未来に希望を抱くというシンデレラ物語。
その著者は若き女流作家ジーン・ウェブスター。
まだ女性が大学で学ぶことすらできないその時代、真っ先に女性に門戸を開いたアメリカの名門ヴァッサー大学出身で、その学生生活が小説のモデルにもなった。
彼女自身も父親を自殺で失くし、親のいない子供たちのための慈善活動をやっていたという記録も残されている。
*ヴァッサー大学の卒業生の中には、ケネディ大統領夫人ジャクリーン・オナシス、女優メリル・ストリープらもいる
素人の子どもたちのブロードウェイ・コンサートは、教育支援のために手を挙げてくれる潜在的な「あしながおじさん」にアピールするための手段だった。
プランに共感し、コンサート実現のためにともに尽力したのが、英国の舞台演出家ジョン・ケアード。(ミュージカル「レ・ミゼラブル」などで舞台のアカデミー賞とも言われるトニー賞を2度受賞している名匠)
彼はかつてミュージカル「あしながおじさん」の演出が縁で、玉井と懇意になっていた。
歌唱指導を担当するのは、ヴァッサー大学コーラス・ディレクターのクリスティーン・ハウエル。
ヴァッサー大学コーラス部のお嬢様たちも子どもたちと一緒に舞台に立つ。
アフリカや東北の子供たちが、歌やダンス、太鼓演奏の猛練習を重ね、ついには思いもしなかった念願の舞台に立つ。
彼らの成長とその後の逞しい変化のプロセスを追いかけた4年間のドキュメンタリー。
子どもたちの純粋さ、健気さ、パフォーマンスに感動の涙が自然と流れてきました。
多くの子どもたちにも是非見てもらいたい映画。(文部科学省選定作品)
【おまけ】
スバル座が入っている有楽町ビルの隣、新有楽町ビル B1F にある喫茶店、はまの屋パーラーでランチ。
名物のサンドイッチ(二種類選べる、今回は野菜と玉子)とバナナジュースをいただきました。
パンはトースト(+30円)してもらうこともできます。
バナジューは濃厚で美味しい。
メニューを見ると、クリームソーダやホットケーキなど、郷愁をそそるものも。
高齢のお店の方々が働く、昔ながらの喫茶店の雰囲気も含め、いい感じの穴場のお店です。
また行こうっと。
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エイズで親を失くしたウガンダの子どもたちと東日本大震災で津波に親を奪われた東北の子どもたちが、ブロードウェイの舞台に挑戦する軌跡を追ったドキュメンタリー。
監督:篠田伸二
2017年、日本、90分
日本語版ナレーション:紺野美沙子
英語版「Daddy Long Legs」、フランス語版「Papa-Longues-Jambes」
ウガンダと東北の子どもたちにブロードウェイへ行かないかと提案した日本人タマイとは、あしなが育英会(ASHINAGA)の創設者である玉井義臣のこと。
その着想のもとになったのがアメリカで誕生した小説「あしながおじさん」。
孤児院育ちの少女ジュディがある資産家の目に止まり、その資産家に毎月手紙を書くことを条件に大学進学用の奨学金を受け、そこから彼女の人生は一変する。たとえ親のいない子供でも、教育を受けることで人生に初めて喜びを見つけ、未来に希望を抱くというシンデレラ物語。
その著者は若き女流作家ジーン・ウェブスター。
まだ女性が大学で学ぶことすらできないその時代、真っ先に女性に門戸を開いたアメリカの名門ヴァッサー大学出身で、その学生生活が小説のモデルにもなった。
彼女自身も父親を自殺で失くし、親のいない子供たちのための慈善活動をやっていたという記録も残されている。
*ヴァッサー大学の卒業生の中には、ケネディ大統領夫人ジャクリーン・オナシス、女優メリル・ストリープらもいる
素人の子どもたちのブロードウェイ・コンサートは、教育支援のために手を挙げてくれる潜在的な「あしながおじさん」にアピールするための手段だった。
プランに共感し、コンサート実現のためにともに尽力したのが、英国の舞台演出家ジョン・ケアード。(ミュージカル「レ・ミゼラブル」などで舞台のアカデミー賞とも言われるトニー賞を2度受賞している名匠)
彼はかつてミュージカル「あしながおじさん」の演出が縁で、玉井と懇意になっていた。
歌唱指導を担当するのは、ヴァッサー大学コーラス・ディレクターのクリスティーン・ハウエル。
ヴァッサー大学コーラス部のお嬢様たちも子どもたちと一緒に舞台に立つ。
アフリカや東北の子供たちが、歌やダンス、太鼓演奏の猛練習を重ね、ついには思いもしなかった念願の舞台に立つ。
彼らの成長とその後の逞しい変化のプロセスを追いかけた4年間のドキュメンタリー。
子どもたちの純粋さ、健気さ、パフォーマンスに感動の涙が自然と流れてきました。
多くの子どもたちにも是非見てもらいたい映画。(文部科学省選定作品)
【おまけ】
スバル座が入っている有楽町ビルの隣、新有楽町ビル B1F にある喫茶店、はまの屋パーラーでランチ。
名物のサンドイッチ(二種類選べる、今回は野菜と玉子)とバナナジュースをいただきました。
パンはトースト(+30円)してもらうこともできます。
バナジューは濃厚で美味しい。
メニューを見ると、クリームソーダやホットケーキなど、郷愁をそそるものも。
高齢のお店の方々が働く、昔ながらの喫茶店の雰囲気も含め、いい感じの穴場のお店です。
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