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ミラクル エッシャー展 [アート&デザイン]

上野の森美術館で生誕120年 イスラエル博物館所蔵「ミラクル エッシャー展」を観てきました。

20180629 エッシャー展.jpg
「相対性」1953年、リトグラフ

「だまし絵(トロンプ・ルイユ)」で知られる20世紀を代表するオランダの版画家、マウリッツ・コルネリス・エッシャ-(Maurits Cornelis Escher 1898-1972)。

世界最大級のエッシャーコレクションを誇るイスラエル博物館から選りすぐりの約150点を日本初公開。

「奇想版画家の謎を解く8つの鍵」に沿って会場が構成されています。
1 科学
2 聖書
3 風景
4 人物
5 広告
6 技法
7 反射

会場外には撮影用に「写像球体の自画像」(1950年、木口木版)と鏡面球体が置かれていました。
20180629 エッシャー展1.jpg 私も反射してるよ

8 錯視
Epilogue 循環する世界

一番の目玉作品は「メタモルフォーゼⅡ」1939-40年、木版
縦2m弱、幅4m近くにも及ぶ超大作。
片方の端から反対の端まで、文字から始まり、様々な形態が変容しながら循環し続け、やがて最初の文字へと戻る。
二次元になったり三次元になったり、トカゲ→蜂→鳥→魚→●●と、モチーフが違和感なく変容していくマジック。

「版画」で作られた緻密かつ独創的で"ミラクル"な作品は、デザイナーやアーティストだけでなく、数学者や建築家といった幅広い専門家やクリエイターに影響を与え続けています。
そのためか、男性の来場者の姿が通常の展覧会に比べ、多かったように感じました。

ダンゴ虫のような「でんぐりでんぐり」というモチーフが可愛かった。

館内の案内表示に、こんな遊び心も。
20180629 エッシャー展2.jpg


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タグ:版画
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