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鳩山会館で建物と薔薇を見学 [東京 お出かけ]

バラとステンドグラスの洋館、鳩山会館(別名、音羽御殿)に行ってきました。

文京区の音羽の丘(メトロ有楽町線の江戸川橋駅と護国寺駅のほぼ中間、音羽通りから上り坂をあがる)に建っているイギリス風の外観。

20180504 鳩山会館1.JPG

車寄せの上がテラスになっていて、シンボルの白い鳩の彫刻がついています。
20180504 鳩山会館2.JPG

鳩のモチーフは建物のあちこちに見られます。

エントランスのステングラス(小川三知の作)
20180504 鳩山会館3.JPG

階段踊り場のステンドグラス
20180504 鳩山会館5.jpg

第2応接室と英国風サンルームの間のステンドグラス
20180504 鳩山会館4.JPG

20180504 鳩山会館8.JPG
右端にあるのは鳩山和夫・春子の像(朝倉文夫の作)

鳩山家は、日本の近代政治と教育界に代々役割を果たしてきました。
和夫は元衆議院議長、元早稲田大学校長。妻の春子は共立女子学園の創立者の一人。
その長男・一郎は元内閣総理大臣、自由民主党初代総裁。妻の薫は元共立女子学園の理事長。
さらに一郎・薫の長男・威一郎は元外務大臣、元参議院議員。
威一郎と安子の長男は元内閣総理大臣で会館の館長を務める由紀夫(本名は友紀夫)、次男は亡くなった邦夫(元文部大臣、労働大臣、法務大臣、総務大臣、衆議院議員)。

この建物は、一郎・薫夫妻の住居として建設され、関東大震災の翌年、大正13年(1924年)に完成。
設計者は、一郎氏と幼友達で親友の岡田信一郎氏。

二階には一郎氏の書「和為貴(和を以て貴しとなす)」が掲げられています。
20180504 鳩山会館6.JPG
別の部屋には「精神集中」という揮毫も

見下ろすと、薔薇が咲きほこる庭が見えます。
20180504 鳩山会館7.JPG

甥っ子夫婦と生まれて間もない長男と一緒に洋館をバックに記念撮影。
20180504 鳩山会館9 -2.jpg
ボランティアの説明員の方が撮影場所を心得ています

園内のバラは一輪咲きを中心に約90種、約150株。
20180504 鳩山会館14.JPG
一郎氏が愛した品種「ピース」

前庭では花壇やアーチの蔓バラが見事。マリー・アントワネットになりきりポーズ。
20180504 鳩山会館12-4.jpg

離れにもバラ園があります。
20180504 鳩山会館11.JPG

春秋の薔薇の季節だけでなく、春の桜、秋の紅葉も美しいようです。

【おまけ】
駅名にもなっている護国寺にも行ってみました。

山門
20180504 護国寺1.jpg

社殿
20180504 護国寺2.jpg


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タグ:薔薇 建築 庭園
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