横山大観展 [アート&デザイン]
竹橋の東京国立近代美術館で生誕150年「横山大観展」を観てきました。
「群青富士」部分、1917年(大正6年)頃、静岡県立美術館蔵
横山大観(1868-1958)
東京美術学校に学び、師の岡倉天心とともに同校を去り、日本美術院を設立。
日本の伝統的な技法を継承しつつ、新たな時代における新たな絵画の創出をめざした。
会場構成は次のとおり。
第1章 「明治」の大観
第2章 「大正」の大観
第3章 「昭和」の大観
上↑の絵は琳派の流れをくむような印象。明快で、絵画というよりグラフィックデザインのよう。
他にもたくさんの富士山の絵を描いた。
今回の最大の目玉は、水の一生の物語を描く水墨画、40mを超える日本一長い画巻。
「生々流転」重要文化財、1923年(大正12年)、東京国立近代美術館蔵。
山間に湧く雲から始まり、雲が一粒の滴となり、地に落ちて流れはじめる。
川は周囲の山々や動物、人々の生活を潤しながら次第に川幅を増し、やがて海へと流れ込む。
荒れ狂う海には龍が躍り、水はついに雲となって天へと昇る。
そして物語は振り出しに戻る。
安田靫彦「大観先生像」1950年、文部省管理換
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「群青富士」部分、1917年(大正6年)頃、静岡県立美術館蔵
横山大観(1868-1958)
東京美術学校に学び、師の岡倉天心とともに同校を去り、日本美術院を設立。
日本の伝統的な技法を継承しつつ、新たな時代における新たな絵画の創出をめざした。
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第1章 「明治」の大観
第2章 「大正」の大観
第3章 「昭和」の大観
上↑の絵は琳派の流れをくむような印象。明快で、絵画というよりグラフィックデザインのよう。
他にもたくさんの富士山の絵を描いた。
今回の最大の目玉は、水の一生の物語を描く水墨画、40mを超える日本一長い画巻。
「生々流転」重要文化財、1923年(大正12年)、東京国立近代美術館蔵。
山間に湧く雲から始まり、雲が一粒の滴となり、地に落ちて流れはじめる。
川は周囲の山々や動物、人々の生活を潤しながら次第に川幅を増し、やがて海へと流れ込む。
荒れ狂う海には龍が躍り、水はついに雲となって天へと昇る。
そして物語は振り出しに戻る。
安田靫彦「大観先生像」1950年、文部省管理換
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タグ:日本絵画
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