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禅 心をかたちに [アート&デザイン]

上野の東京国立博物館・平成館で特別展 臨済禅師1150年 白隠禅師250年遠い記念「禅 心をかたちに」を観てきました。

20161022 禅展.jpg
達磨像(部分)白隠慧鶴、大分・萬壽寺像

禅宗は中国から伝えられた仏教の一派。
日本への導入は鎌倉時代から南北朝時代にかけて臨済宗を中心に行われ、それとともに新たに宋・元の美術、喫茶の風習が中国からもたらされた。

本展は、臨済宗・黄檗宗の各本山が所蔵する高僧の肖像や書、仏像、絵画、工芸を中心に、禅宗美術の至宝を通じて禅の歴史と文化を紹介する。

会場構成は次のとおり。

第1章 禅宗の成立
第2章 臨済宗の導入と展開
 2-1建仁寺 2-2東福寺 2-3建長寺 2-4円覚寺 2-5南禅寺 2-6法燈派 2-7幻住派
 2-8大徳寺 2-9妙心寺 2-10国泰寺 2-11天龍寺 2-12永源寺 2-13向嶽寺
 2-14相国寺 2-15方広寺 2-16佛通寺 2-17一休宗純 2-18萬福寺
第3章 戦国武将と近世の高僧
第4章 禅の仏たち
第5章 禅文化の広がり

「仏は皆の中にいる」(実物では、穴の開いたところに釈迦の頭部があります)
20161022 禅展1.JPG
十八羅漢坐像のうち「羅怙羅尊者(らごらそんじゃ)」范道生作、江戸時代・寛文4年(1664)、京都・萬福寺蔵

二年前に哲学者・鈴木大拙の著『禅』を読みましたが、相変わらず禅の世界は入口にすら入ったと言えないほど奥深い。

【おまけ】
東博の平成館での企画展を観たあとは、いつものように本館で季節の美術鑑賞。

重要文化財 酒井抱一「夏秋草図屏風」江戸時代・文政4年(1821)頃
20161022 東京国立博物館 1酒井抱.jpg

重要文化財 俵屋宗達「秋草図屏風」江戸時代・17世紀
20161022 東京国立博物館 2俵屋宗雪.JPG

【おまけ】
美術鑑賞の合間の休憩タイム。東博・平成館のロビー一角にある京都・鶴屋吉信のお店にて。

20161022 鶴屋吉信@東博.JPG
青りんごのシャーベット。柚餅は持ち帰り用


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