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小田野直武と秋田蘭画 [アート&デザイン]

今年初の美術鑑賞は、東京ミッドタウン内のサントリー美術館にて。

「世界に挑んだ7年 小田野直武と秋田蘭画」
20170106 小田野直武と秋田蘭画1.JPG
重要文化財「不忍池図」小田野直武 江戸時代18世紀、秋田県立近代美術館蔵

江戸時代の中期、秋田藩の若き武士たちによって西洋と東洋の美が結びついた絵画が描かれた。
現在「秋田蘭画」と呼ばれ、その中心的な描き手が小田野直武(おだのなおたけ、1749-1780)。
秋田藩角館生まれの武士。20代半ばで江戸に出て、平賀源内のもとで蘭学者と交流し、『解体新書』の挿絵を描いた人物。
そのほか、秋田藩主の佐竹曙山(さたけしょざん)、角館城代の佐竹義躬(さたけよしみ)、司馬江漢(しばこうかん)らの作品を紹介。

20170106 小田野直武と秋田蘭画2.JPG

遠近法や陰影法などの西洋絵画の技法と、中国由来の写実的な表現が融合した作品群。
近景を拡大し、細密な遠景を配した独特の構図が特徴。
好きです、このタイプの絵。

会場構成は次のとおり。

第1章 蘭画前夜
第2章 『解体新書』の時代~未知との遭遇~
第3章 大陸からのニューウェーブ~江戸と秋田の南蘋派~
第4章 秋田蘭画の軌跡
第5章 秋田蘭画の行方

【おまけ】
東京ミッドタウンのお正月。

福をトリこむ「舞玉酉」(ガレリアゲート)
20170106 ミッドタウン舞玉酉.jpg

福を願う「福のなる木」(ガレリア1F)
20170106 ミッドタウン福のなる木.JPG

★2017アート鑑賞カウント 1★


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タグ:日本絵画
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