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幸せになる勇気 [学び&本]

6月の友人の誕生日にプレゼントする予定だった本。
自己啓発の源流「アドラー」の教えⅡ『幸せになる勇気』(岸見一郎、古賀史健 著)

20161005 幸せになる勇気.JPG

2年前の私の誕生日に友人からプレゼントされた『嫌われる勇気』の続編(二部作の完結編)です。

前作と同様、青年と哲人の対話形式で話は進められます。

備忘メモの目的で、目次(章立て)と特に印象に残ったフレーズを記録。

第一部 悪いあの人 かわいそうなわたし
・あらゆる対人関係の土台は尊敬におって築かれる。
・われわれが語り合うべきは、「これからどうするか」なのです。「悪いあの人」などいらない。「かわいそうなわたし」も必要ない。

第二部 なぜ「賞罰」を否定するのか
・教育の目標は、自立である。
・自分の人生は、日々の行いは、すべて自分で決定するものなのだと教えること。そして決めるにあたって必要な材料ーたとえば知識や経験ーがあれば、それを提供していくこと。それが教育者のあるべき姿なのです。

第三部 競争原理から協力原理へ
・「わたし」の価値を、自らが決定すること。これを「自立」と呼びます。
・「人と違うこと」に価値を置くのではなく、「わたしであること」に価値を置くのです。

第四部 与えよ さらば与えられん
・「信用」とは相手のことを条件つきで信じることです。
・担保のことなど考えず、無条件に信じる。それが「信頼」です。
・人間の価値は、「どんな仕事に従事するか」によって決まるのではない。その仕事に「どのような態度で取り組むか」によって決まるのだ。

第五部 愛する 人生を選べ
・利己的に「わたしの幸せ」を求めるのではなく、利他的に「あなたの幸せ」を願うのでもなく、不可分なる「わたしたちの幸せ」を築き上げること。それが愛なのです。
・自立とは、「自己中心性からの脱却」なのです。
・愛とは「ふたりで成し遂げる課題」

あとがき
アドラーを学ぶだけでは、なにも変わりません。
知識として知っているだけでは、ひとつも前に進みません。
そして勇気を振り絞って一歩を踏み出したとしても、歩みをそこで止めてはいけません。次の一歩を踏み出し、また次の一歩を踏み出す。その果てしない一歩の積み重ねが、「歩む」ということなのです。

読んでから渡そうということで、ようやく読了。
今日が友人夫婦の結婚25年記念日。お祝いの気持ちを込めて送りました。

20161005 銀婚式カード.JPG

愛とは「ふたりで成し遂げる課題」

銀婚式を迎える二人へのメッセージ♪


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タグ:自己啓発
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