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琳派 京を彩る [アート&デザイン]

東山七条の京都国立博物館 平成知新館で琳派誕生四百年記念 特別展覧会「琳派 京を彩る」を観てきました。

20151028 6京都国立博2.JPG
この建物は明治古都館(埋蔵文化財発掘調査を行うため当分の間休館)

行列必至。
夕方に行くと、それほど混んでおらずゆっくりと鑑賞することができました。

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重要文化財 鶴下絵三十六歌仙和歌巻 本阿弥光悦筆・俵屋宗達画 京都国立博物館

七つの章を設けて、琳派の系譜とその魅力を紹介。
会場構成は次のとおり。

第1章 光悦 琳派誕生
第2章 光悦と宗達 書と料紙の交響
 滑らかな走りで女性的にも見える光悦の筆文字、好きだな。
第3章 宗達と俵屋工房
第4章 かたちを受け継ぐ
第5章 光琳 琳派爛漫
 琳派誕生から約100年後に活躍したのが光琳と乾山の才能あるれる兄弟。
第6章 くらしを彩る
第7章 光琳の後継者たち 琳派転生
 江戸幕府が開かれて約200年、そこに登場したのが酒井抱一。琳派芸術に傾倒し、さらに鈴木其一が続きます。

20151028 6京都国立博1琳派京を彩る2.JPG
国宝 風神雷神図屏風 俵屋宗達筆 京都・建仁寺

私が訪れた10月28日は、宗達・光琳(重文 東京国立博物館)・抱一(東京・出光美術館)が描いた三対の風神雷神図屏風が揃いぶみ!(実は、この時期に合わせて行ったのですが)
京都での揃っての展示は1940年以来75年ぶりとのこと。
コの字型に三対が展示され、その真ん中に立って何度も見比べる。
少しずつ色調や雲の描き方などに違いがある。
なんとも贅沢な空間でした。

ほかにも国宝、重要文化財が満載。

国宝 舟橋蒔絵硯箱 本阿弥光悦作 東京国立博物館
重要文化財 黒楽茶碗 銘 雨雲 本阿弥光悦作 東京・三井記念美術館
重要文化財 唐獅子図杉戸絵 俵屋宗達筆 京都・養源院
重要文化財 秋草文様小袖 尾形光琳画 東京国立博物館
重要文化財 松波文蓋物 尾形乾山作 東京・出光美術館     など

20151028 6京都国立博3.JPG


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タグ:日本画 琳派
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