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ルーブル美術館展 日常を描くー風俗画にみるヨーロッパ絵画の真髄 [アート&デザイン]

乃木坂の国立新美術館「1ルーブル美術館展 日常を描くー風俗画にみるヨーロッパ絵画の真髄」を観てきました。

20150520 ルーヴル美術館展.jpg

一番の目玉作品はヨハネス・フェルメールの「天文学者」(1668年、上↑の作品)。待望の初来日。
彼が来ているガウンのような服は、日本の着物をまねたもの。当時の裕福な人に人気だったとか。長髪は当時の知識人に流行したスタイルらしい。

膨大なコレクションを持つルーブル美術館の、今回は「風俗画」にテーマを絞った展覧会。
人々の日常生活の情景を描いた絵画ということで、身分や職業を異にするさまざまな人々の日常がいきいきと描写されています。
絵画の中の服装、置かれている物、人物の視線。想像がかき立てられます。

会場構成は次のとおり。
プロローグⅠ 「すでに、古代において…」風俗画の起源
プロローグⅡ 絵画のジャンル
第Ⅰ章 「労働と日々」-商人、働く人々、農民
第Ⅱ章 日常生活の寓意ー風俗描写を超えて
第Ⅲ章 雅なる情景ー日常生活における恋愛遊戯
第Ⅳ章 日常生活における自然ー田園的・牧歌的風景と風俗的情景
第Ⅴ章 室内の女性ー日常生活における女性
第Ⅵ章 アトリエの芸術家

主な作品。
・ティツィアーノ「鏡の前の女」1515年頃
・バルトロメ・エステバン・ムリーリョ「物乞いの少年(蚤をとる少年)」1647-48年頃
・クエンティン・マセイス「両替商とその妻」1514年
・フランソワ・ブーシェ「オダリスク」1745年?
・ジャン=アントワーヌ・ヴァトー「二人の従姉妹」1716年頃
・レンブラント「聖家族」または「指物師の家族」1640年
・ジャン・シメオン・シャルダン「猿の画家」1739-40年頃
・アンニーバレ・カラッチ「狩り」1585-88年頃
・リュバン・ボージャン「チェス盤のある静物」17世紀前半

【おまけ】
ルーブル美術館の大階段にあるシンボリックな彫刻作品「サモトラケのニケ」
東京ミッドタウンで会期中、レプリカが見られます。

20150520 ルーヴル美術館展1.JPG
あぁ、飛びたい!


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タグ:西洋絵画
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