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PLUTO [シアター&シネマ]

渋谷のBunkamuraシアターコクーンでお芝居「PLUTO(プルートゥ)」を観てきました。

20150131 PLUTO.JPG
(A席2階A列28番 かなり見下ろす席、最前列右端で割と見やすかったけど手すりがジャマ。せめてM階がいい)

原作:浦沢直樹×手塚治虫 ストーリー共同制作者:長崎尚志
演出・振付:シディ・ラルビ・シェルカウイ
出演:森山未來(アトム)、永作博美(ウラン、ヘレナ)、柄本明(天馬博士)、吉見一豊(お茶の水博士)、松重豊(アブラー)、寺脇康文(ゲジヒト)ほか

鉄腕アトム「地上最大のロボット」を原作として生まれた「PLUTO」は累計850万部を突破し、20以上の言語に翻訳され、全世界に愛読者を持つ人気漫画とのこと。

実は手塚治虫さんの漫画「鉄腕アトム」も読んだことがない。

20150131 アトムBAG.JPG
こんなバッグは持ってるけど

予習をしたほうがいいかなと思い、近所の図書館で本検索をしたものの漫画の蔵書はないらしく、麻布十番のTSUTAYAで置いてあるかと聞いてみたらやはり漫画は置いてないとのこと。
まぁいいや、もともと俳優陣の顔ぶれを見て是非観てみたいと思ったわけだから。

パンフレットの説明文によると、おおまかなストーリーは以下のとおり。
人間とロボットが共存する時代。世界最強といわれるロボットが次々と破壊される事件が起こる。
ユーロポールの高性能刑事ロボット、ゲジヒトは犯人の標的が、自身を含めた7体の大量破壊兵器となり得るロボットたちだと確信し、日本に行き限りなく人間に近いロボット、アトムと共に謎を追うことに。。

人間とは何か、愛・憎しみ・悲しみとは、という壮大なテーマ。

ストーリー展開もさることながら、ダンス、演劇、映像、音楽、舞台演出の総合された表現が素晴らしかった。
漫画のコマ割りみたいに区切られたスクリーンに原作のイラストや影絵が投影されたり、同じくコマ割りの区画みたいな白い箱型のボードが積み重ねられて階段になったり、投影スクリーンになったり。
平面の奥行き感だけでなくキャストの上下の移動やテーブルなど小道具を動かしながら正面の向きを変えたり、舞台美術がとにかく工夫されていた。
メインのキャスト以外に、歌舞伎の黒子あるいは文楽の人形遣いのような動きで舞台装置を動かしたり、キャストであるロボットを操っているように見せたりするダンサーたちも名脇役。

もちろんキャストの演技も期待どおり。
一番のお目当てだったのは森山未來。
2013年10月から一年間、文化庁の文化交流使として派遣され、主にイスラエルのインバル・ピント&アブシャロム・ポラックダンスカンパニーで活動して帰国後の第一作目としての舞台を自分の目で確認したかったのです。
しなやかなダンス、うまい。
そして、舞台に映画にテレビドラマにと幅広く活躍する女優、永作博美。
彼女のベビーフェイスはアトムの妹ウランを演じても違和感がないし、ゲジヒトの妻ヘレナを演じても当然大人の女性に見える。
はかなげな女性、強い女性、悪女、どんなパーソナリティでも演じ分ける巧みさ。
これからもいろんな芝居を見たいと思わせました。


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