逆転移 リギョン展 [アート&デザイン]
美しいものを無料で楽しむシリーズ、もう一つ。
銀座メゾンエルメス フォーラムで開催中の「逆転移 リギョン展」を観てきました。
ソウル在住のアーティスト、リギョン(Ligyung、1969年生まれ)は光をテーマに「見えるもの」と「見えないもの」の関係を再定義する作品制作を行っています。
フォーラムの二つの展示スペースにインスタレーション一作品ずつが展示されています。
「善悪の知恵の木」2001年初制作
写真では緑色になって見えますが、実際は一面真っ白な空間。
右端のスリットのように見えるのが展示室の入り口。天井から電球がぶら下がり、眩しい光線で目がくらみ、一瞬平衡感覚を失いそうになる。
空間に入った直後は遠近感もわからなくなり何も"見えなくなる"が、しばらくすると目が慣れてきて奥行や高さなどが"見えてくる"。
もう一つは新作「蛇の口づけ」
一面に敷き詰められた螺鈿細工を思わせる真珠貝の床面。水銀灯が照らし、サウンドが流れる。
ガラス越しに外からの銀座の街の灯りも差し込んでくる。
自分では見えない"自分の姿"も見えてくる。
※逆転移=Countertransferenceという心理学用語。
転移とは、相談者側が治療者に対して抱く特別な感情のこと。
逆転移とは、治療する側が相談者に対して抱く非合理的な感情。治療にあたっては抑制、除去されるべきと考えられている。
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「善悪の知恵の木」2001年初制作
写真では緑色になって見えますが、実際は一面真っ白な空間。
右端のスリットのように見えるのが展示室の入り口。天井から電球がぶら下がり、眩しい光線で目がくらみ、一瞬平衡感覚を失いそうになる。
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もう一つは新作「蛇の口づけ」
一面に敷き詰められた螺鈿細工を思わせる真珠貝の床面。水銀灯が照らし、サウンドが流れる。
ガラス越しに外からの銀座の街の灯りも差し込んでくる。
自分では見えない"自分の姿"も見えてくる。
※逆転移=Countertransferenceという心理学用語。
転移とは、相談者側が治療者に対して抱く特別な感情のこと。
逆転移とは、治療する側が相談者に対して抱く非合理的な感情。治療にあたっては抑制、除去されるべきと考えられている。
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タグ:現代アート
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