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門司港 レトロ建築に大正浪漫を感じる [旅 九州]

明治初期に開港した門司港。
そして、門司港の町には明治から大正にかけて建てられた建物が今も残っています。

木造建築の門司港駅
20140223 13門司港駅2.JPG

駅舎として日本で初めて国の重文に指定された駅舎(大正3年建築)は保存修理工事中で残念ながら外観を見ることはできませんでしたが、駅舎内のところどころに大正浪漫の香りを感じることができます。

20140223 13門司港駅1.JPG
改札の手前に置いてある人力車

洗面所
20140223 13門司港駅3.JPG

駅のすぐ前にある日本郵船ビル、旧JR九州本社ビルもそう。
旧JR九州本社ビルの中に入ってみると床や柱のデザインが斬新。関門海峡らいぶ館という海事資料館になっています。
20140223 18旧JR九州本社ビル3.JPG

ロビーの向こうのトイレの表示は現代風デザインですが、昔の雰囲気を漂わせています。
20140223 18旧JR九州本社ビル4.JPG

道の向かいにあるのは旧門司三井倶楽部。大正10年(1921)に三井物産の接客・宿泊施設として建てられたもの。
20140223 15旧門司三井倶楽部2.JPG

さらに、旧大阪商船
20140223 4旧大阪商船1.JPG

大正6年(1917)に建てられた大阪商船門司支店を修復したもの。
八角形の塔屋と鮮やかなオレンジ色の外壁が印象的。
20140223 4旧大阪商船1-1.JPG

1階は展示ホール、2階は「わたせせいぞうと海のギャラリー」「門司港デザインハウス」
20140223 4旧大阪商船2-1.JPG

大正初期、欧州航路の寄港地になり、大陸貿易も盛んで、日本三大港(神戸、横浜、門司)に数えられ、重要な国際貿易の拠点となっていた門司に商社や銀行が支店を構えたそうです。
旧門司税関の建物(レンガ造り瓦葺平屋構造)は修理工事中で外観を見ることができませんでした。

門司港レトロ展望室(黒川紀章氏の設計の高層マンションの31階)が入っているレトロハイマートと手前の国際友好記念図書館の新旧建築の対称が面白い。
20140223 20レトロ展望室&国際友好記念図書館.JPG

町中にも味のある外壁や建物があり、歴史的建造物をたどる散策も楽しい。
20140223 5サイクリング1.JPG

出光美術館(門司)は古い倉庫を改築したもの。
20140223 12出光美術館.JPG

門司電気通信レトロ館(1924年に逓信省門司郵便局電話課庁舎として完成)
20140223 11門司電気通信レトロ館.JPG
角の赤い公衆電話ボックスもレトロ

港のほうへ行くと、旧大連航路上屋があります。(昭和4年に建てられた門司税関1号上屋、貨物の荷捌きなどの作業場)
20140223 16旧大連航路上屋.JPG

警察署の建物(詰所)もレトロ。
20140223 17門司警察署.JPG

門司港のレトロ建築をずっと見たいと思っていましたが、今回ようやく実現。
時間の都合でほとんど外から見ただけですが、中の意匠も素敵なのでしょうねぇ。


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タグ:建築 門司港
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rocky

門司港はちょっと函館のような感じに見えるのは俺だけかな?
by rocky (2014-06-29 23:45) 

いっこ

★rockyさん、函館、十年以上前に行ったきりですが、市場があったり教会があったり、門司港とはちょっと雰囲気が違うかも、というのが私の感想です。
by いっこ (2014-06-30 00:06) 

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