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亀戸で江戸を味わう [レストラン&フード]

亀戸天神で藤を愛でる前、梅屋敷となりにある創業明治38年の老舗、亀戸升本で昼食をいただきました。
20140426 亀戸升本1.JPG

ここでは東京ゆかりの野菜、亀戸大根を使った料理が楽しめます。
明治の頃は「おかめ大根」や「お多福大根」と呼ばれ、大正初期に産地の名をつけて「亀戸大根」と呼ばれるようになったのが、宅地化が進むにつれて畑が減り、「幻の大根」となってしまったとか。
上の写真のように、短く、先がとがっていて、ビタミンCが普通の大根の二倍含まれているそうです。

藤まつりの時期は混雑必至。週末の開店時間(11時)前にはすでに待ち客の列ができていました。

私たちが注文したのは、名物の亀戸大根あさり鍋めし。
まずは、週末のランチに付く天ぷらが登場。(その代わり平日価格より高い一人1980円)
20140426 亀戸升本2.JPG

サイコロ状に切った亀戸大根と海老のかき揚げ、ししとう、かぼちゃ。
大根の天ぷら、サクサクとした食感、イケます。

続いて運ばれてきたご膳に私たち全員ビックリ!
20140426 亀戸升本3.JPG

大きな鍋にグツグツと煮えるあさり鍋。江戸前あさりの剥き身が数十個!
他には亀戸大根、生麩、太鼓橋うどん(平たく薄いスイトンみたいな食感)、
先ほどのお櫃に入った麦菜めしにかけてニャンコ飯風にして食べても美味しいし、亀戸大根たまり漬け(有機醤油と紹興酒でつくった秘伝のたれに漬けこんだ漬物。奈良漬みたいな味)や亀辛漬(青唐辛子を麹で長期熟成させた薬味)をのせてもピリ辛がアクセントになって美味。
鍋は味噌味。やさしい味で、量を食べても全然くどさを感じない。

脇に添えられた亀戸大根すてぃっくに味噌をつけて口に運んだら日本酒が飲みたい気分に。
左上おあがり揚げは餃子を天ぷらにしたような感じ。
食べる前はこんなに食べられるかな?と思ったのに、ご飯もおかわりしてペロリと平らげてしまった。

素材も調味料もできるだけ自然なものを使っているからか、体が喜んでいるみたい。
そして、下町の老舗らしく、長年働いていらっしゃる社員の方とおぼしき男性が案内係をしていたり、給仕してくれる女性が和服姿だったり、接客も心地いい。

実はこのお店、最近食事会でご一緒して知り合いになった方のご実家。
事前に連絡したところ、あいにく藤まつりの時期はコース料理以外は席の予約ができないとのことだったのですが、手土産に「福わけ」という亀戸大根などが具の饅頭を用意していただいていました。これも美味しかった♪ ご馳走さまでした~
銀座三越の地下にお弁当のお店もあるようなので、今度はお弁当を食べてみようっと。


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タグ:亀戸 和食
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コメント 4

cecileyvr

亀戸天神、なつかしい~。藤も真っ盛りね。確かくずもちが有名だったような…
by cecileyvr (2014-04-28 02:24) 

NO NAME

サイコロ状に切った亀戸大根と海老のかき揚げ・・・
これは、もう、
アブラ人としては、試さずにいられません!!
即、家で揚げてみましょう(笑)
by NO NAME (2014-04-28 08:53) 

いっこ

★Cecileさん、そう、船橋屋のくず餅。もちろん私の計画の中には入っていたのですが、午前中の時点で店先に列ができていたので断念。でも、かつて、広尾の分店で食べたことはあるんです。
by いっこ (2014-04-28 19:48) 

いっこ

★まるちさん、アブラ人で判明しました(笑)
大根の天ぷら、お試しくださいませ~
しかし、つなぎは何だったんだろう?普通の衣だけではなかったような。。

by いっこ (2014-04-28 19:55) 

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