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植田正治のつくりかた [アート&デザイン]

昨年は写真家、植田正治(1913-2000)の生誕100周年ということで展覧会がいくつか開催されていました。
私も二つの展覧会を鑑賞してきました。

一つめはJR東京駅丸の内北口直結の東京ステーションギャラリーでの「植田正治のつくりかた」

20131220 植田正治のつくりかた1.JPG

生涯アマチュア写真家として活躍した彼の作品がどのように作られたのか、興味深い展示でした。

20131220 植田正治のつくりかた2.JPG

彼の写真の特徴。
白黒、シンプルな印象だけど考え抜かれた構図とポーズ、素朴でもありモダンでもあり。

彼が残した言葉。
「撮りたいモノしか撮らない」

ずっとアマチュア精神を忘れず、故郷の鳥取県境港や鳥取砂丘を舞台に写真を撮影した植田正治。
シュールレアリスムのアートを想起させます。


もう一つは恵比寿ガーデンプレイス内の東京都写真美術館で開催中の「植田正治とジャック・アンリ・ラルティーグ -写真であそぶ-」

20140110 植田正治とジャック・アンリ・ラルティーグ.JPG

ジャック・アンリ・ラルティーグ(1894-1986)も「偉大なるアマチュア写真家」と呼ばれるフランス人写真家。
ラルティーグは裕福な家庭に生まれ育ち、家族や友人たちとの幸せな生活を記録しようと写真を撮影し残したそうです。
植田正治が彼の作品の大ファンだったということが今回の二人展開催のきっかけだとのこと。

会場は「1.実験精神」「2.インティメイト:親しい人たち」「3.インスタント:瞬間」「4.自然と空間」というテーマで構成。

展覧会のタイトルにあるとおり、彼らは二人とも写真を楽しみながら撮り遊んでいる感じ。作品から幸福感が感じられます。
素敵な写真作品を見ると、私もそんな写真を撮影できるようになりたいな、と思います。


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タグ:写真
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