アメリカン・ポップ・アート展 [アート&デザイン]
六本木の国立新美術館で開催中の「アメリカン・ポップ・アート展」を観てきました。
左:アンディ・ウォーホル「キミコ・パワーズ」1972年、右:アンディ・ウォーホル「200個のキャンベル・スープ缶」1962年(ともに部分)
“静”の日本画も好きですが、“動”のポップアートも大好きな私。
特にAmerican Pop Artは、私の人生と同じくらいの歴史を持つアートでもあり共感を感じます。(1960年代以降、さまざまな面で美術や文化に大きな影響を与えてきた)
そんなポップアートの評価が確立する前から真価を見抜き、パトロンとして作家を支援してきたのがコロラド州を本拠地とするJohn&キミコ Powers夫妻。
彼らのコレクションの中から絵画、彫刻、素描、版画など約200点が来日しています。
(実際に彼らの住まいのリビングルームなどに置かれていた作品などもあります)
会場構成は作家別。
1.ロバート・ラウシェンバーグ
2.ジャスパー・ジョーンズ
同じモチーフを繰り返し描くことで有名な作家。例えば、標的、旗、地図、アルファベット、数字など。
印象に残ったのは黒く塗られた『地図』(1965年)という作品。アメリカの地図が木炭と油彩で塗り分けられているのですが、油彩の部分は黒人差別が根強く行われた南東部。考えさせられました。
3.ラリー・リヴァーズ/ジム・ダイン
4.クレス・オルデンバーグ
5.友人としてのアーティストたち
額に入れられた素描などの片隅に「For John & Kimiko」などと書き添えられているプライベートな贈りものの作品群。
6.アンディ・ウォーホル
おなじみのカラフルなシルクスクリーンの作品群。
私、若い頃、彼の作品によってアメリカの生活、文化への憧憬が芽生えたような気がします。
会場出口にはキャンベルのスープ缶がズラ~リと展示されています。これもその一つ。
7.ロイ・リキテンスタイン
ご存じ、漫画の擬音描写やドット(水玉)などを使い、いかにもアメリカン・コミックといった絵。
8.メル・ラモス/ジェイムズ・ローゼンクイスト/トム・ウェッセルマン
1960年代、第二次世界大戦に勝ち、豊かになったアメリカ。
工場での大量生産、消費者を煽る多くの広告や宣伝看板、そしてスーパーマーケットでの大量消費。
日常の生活にあふれる物、日用品を題材に表現したのがアメリカン・ポップ・アート。見ているだけで元気がわいてきます!
【おまけ】
美術館B1フロア、ショップの奥にあるカフェテリアでは企画展に合わせたメニューが提供されています。
キャンベル・スープにちなんだクラムチャウダーもありましたが、私は選んだのはミートボールのトマトスープ煮。
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左:アンディ・ウォーホル「キミコ・パワーズ」1972年、右:アンディ・ウォーホル「200個のキャンベル・スープ缶」1962年(ともに部分)
“静”の日本画も好きですが、“動”のポップアートも大好きな私。
特にAmerican Pop Artは、私の人生と同じくらいの歴史を持つアートでもあり共感を感じます。(1960年代以降、さまざまな面で美術や文化に大きな影響を与えてきた)
そんなポップアートの評価が確立する前から真価を見抜き、パトロンとして作家を支援してきたのがコロラド州を本拠地とするJohn&キミコ Powers夫妻。
彼らのコレクションの中から絵画、彫刻、素描、版画など約200点が来日しています。
(実際に彼らの住まいのリビングルームなどに置かれていた作品などもあります)
会場構成は作家別。
1.ロバート・ラウシェンバーグ
2.ジャスパー・ジョーンズ
同じモチーフを繰り返し描くことで有名な作家。例えば、標的、旗、地図、アルファベット、数字など。
印象に残ったのは黒く塗られた『地図』(1965年)という作品。アメリカの地図が木炭と油彩で塗り分けられているのですが、油彩の部分は黒人差別が根強く行われた南東部。考えさせられました。
3.ラリー・リヴァーズ/ジム・ダイン
4.クレス・オルデンバーグ
5.友人としてのアーティストたち
額に入れられた素描などの片隅に「For John & Kimiko」などと書き添えられているプライベートな贈りものの作品群。
6.アンディ・ウォーホル
おなじみのカラフルなシルクスクリーンの作品群。
私、若い頃、彼の作品によってアメリカの生活、文化への憧憬が芽生えたような気がします。
会場出口にはキャンベルのスープ缶がズラ~リと展示されています。これもその一つ。
7.ロイ・リキテンスタイン
ご存じ、漫画の擬音描写やドット(水玉)などを使い、いかにもアメリカン・コミックといった絵。
8.メル・ラモス/ジェイムズ・ローゼンクイスト/トム・ウェッセルマン
1960年代、第二次世界大戦に勝ち、豊かになったアメリカ。
工場での大量生産、消費者を煽る多くの広告や宣伝看板、そしてスーパーマーケットでの大量消費。
日常の生活にあふれる物、日用品を題材に表現したのがアメリカン・ポップ・アート。見ているだけで元気がわいてきます!
【おまけ】
美術館B1フロア、ショップの奥にあるカフェテリアでは企画展に合わせたメニューが提供されています。
キャンベル・スープにちなんだクラムチャウダーもありましたが、私は選んだのはミートボールのトマトスープ煮。
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