ファースト・ポジション 夢に向かって踊れ！

最近、映画づいています。

有楽町イトシアのヒューマントラストシネマ有楽町で「ファースト・ポジション　夢に向かって踊れ！」を観てきました。



ローザンヌ国際バレエコンクールと並ぶ、若いバレエダンサーの登竜門、Youth America Grand Prix

年齢別に部門分けされ、世界各地で予選が行われる。
本選出場を目指す少年少女の練習風景、家族のサポート、舞台裏での緊張、ステージ上での躍動と失敗などを描いています。

軍に勤務する父親の都合でイタリアに暮らすアメリカ人の少年。
バレエをやっていた母親の指導を受けているイスラエル人の少女。
アメリカのシリコンバレーに暮らすアメリカ人の父と日本人の母をもつ姉弟。
コロンビアの親元を離れバレエダンサーになって家族を養うことを期待されている少年。
シエラレオネの内戦で両親をなくし、フィラデルフィアのアメリカ人夫婦の養女となった黒人の少女。
大好きなバレエを職業にしようと真剣に練習に取り組む女子高校生。

才能・技術だけでなく、体型、容姿、何よりも「踊りたい、踊りが好き」という情熱が求められます。
ある者はプロのダンサーを目指し、ある者は親に勧められるままレッスンを続けている。
美しいバレエの裏側には毎日の厳しい練習で足に血豆を作り、擦りむき、文字通り血のにじむ思いをしている子供たちの懸命な姿。

予選を勝ち抜き、ニューヨークでの本選での踊りのあとの結果発表。
賞の受賞だけでなく、奨学生として世界の有名バレエ学校で学ぶ機会をもらえる者、プロのダンサーとしてバレエ団と契約を結べる者、ステージ上には悲喜こもごもの人間模様が。

十代の子供たちが夢や目標をもって真剣に努力している姿、ケガやプレッシャーを乗り越えようとしている真摯な姿に感動します。

小学生の頃、父に「バレエを習いたい」と申し出て、田舎だったため近くにバレエスクールがなくて断念せざるを得なかった私。
そういう残念な思いがあるので、ずっとバレエに対する思い入れが強いのかも。


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タグ：有楽町 ヒューマントラストシネマ有楽町 バレエ ドキュメンタリー